ストレスを小さくすることができる方程式

”ストレスに弱い”という言葉を使うかたがいらっしゃいます。体調が悪くなりお医者さんへ行き、体調が悪い原因が”ストレスですね”と言われたことがショックで・・・とおっしゃるかたもいらっしゃいます。なぜショックなのですか?と聞くと自分はそんな弱い人間だったのか?と思われるそうです。

鬱や自律神経失調症になるのは、弱いからとか、気合が足りないからではありません。

むしろ、強いから(強すぎる)とも言えるんじゃないでしょうか?怖いという場合もあるけど・・・

 

体や心の声を聞かずに○○だからとか、○○でなければいけないと、自分の頭の考え(思考)で体がしたいと思っていることや疲れを感じなくしたり、心が叫んでいること(「ほんとはやりたくないんだ」とか、「やめて」と言いたいんだ)を強く抑え続けてきたから、体に不調が出始めたんだと思うんですよね。

 

あと、同じようなストレスを抱えた状態であっても、体調を崩さずうまく乗り切る人もいらっしゃいます。

 

さて何が(どこが)違うのでしょうか・・・

 

 

(体力 × 自己尊重感 × ストレスの対処法 × 情緒的サポート) ÷ ストレス 

 

体力、自己尊重感、ストレスの対処法、情緒的サポート たちは、掛け算です。

一つがゼロでも 合計はゼロになります。

それらの掛けた数字で、ストレス度を割るので、

これら4つの数字は、大きければ大きいほど、ストレスを小さくできる という 方程式です。


一つ目の体力

というのは、運動能力的な体力をさすのではなく、下に4つの体の力 を説明していますので、どうぞ読み進めてくださいね。 

 

 


体のちから(エネルギー)には、4種類あります。

①体力

体を動かしたり、脳を働かせたりする力です。

一般的な体力とはこれのことで、働いたり動いたりする力です。

 

②免疫力

ばい菌細菌、ウイルスなどから体を守る力のこと。

風邪をひいたりガンになったりするのは、この免疫力が低下するからです。

 

③調整力

体を一定に保とうとする力です。

血圧が上がったら下げようとし、体温が上がったら下げようとする力です。

 

④治癒力

疲労物質や老廃物を排出したり、怪我や病気を治そうとする力です。